“建設現場”と聞いて、どのようなものをイメージされますか?
「泥臭い」「男性の職場」「危険がいっぱい」……
あまり良いイメージを持っている人は少ないかと察します。
そんな状況を払拭(ふっしょく)すべく、新たなる取り組みが行われているのはご存じでしょうか?
それは、『もっと女性が活躍できる建設行動計画』(平成26年8月22日国土交通省 策定)という取り組みで、これはもっと女性が建設業界で活躍しやすくなるよう、政府と企業がタッグを組んで制度や環境などを整えていこうとするものです。
少子高齢により労働力人口が減少し、業界問わず人手不足となっていますが、特に建設業界での人手不足は深刻なものなのです。
男女問わず働き手を確保することは必須となっている一方で、女性が働きやすい現場づくりというのは、まだまだ課題感が見えています。
たとえば、現場のトイレが男性専用や男女共用だったり、女性専用の更衣室がなかったりといった環境面での問題から、超過勤務や育休・産休が取りにくい、家庭や子育てとの両立が難しいといった制度面での問題などが挙げられています。
(国土交通省 2015年「建設業における女性の活躍推進に関する取組実態調査」)
『もっと女性が活躍できる建設行動計画』の取り組みでは、現場にシャワールームや水洗トイレの設置、女子専用更衣室を設けるなどの環境面での整備のほか、超過勤務削減や産休・育休に対する柔軟な対応に向けた制度整備に向けた改善などが挙げられています。
当社でも育休・産休制度を設けており、実際に取得して頂ききちんと家庭と仕事の両立ができるよう推進しています。実際にこの制度を利用している社員もおり、しっかりと家庭との両立が取れるよう基盤をご用意しております。
さらに制度の他には、働くママを応援できるよう在宅勤務でのお仕事を紹介している場合もございます。
※職種や条件に制限がございます。詳細はキャリアアドバイザーまでご相談下さい。
今後の建設業界を支えていく企業として、当社もより一層の制度充実は欠かせないと考えております。
東京オリンピックに向けて、そしてその先も、ずっと日本を創りつづける建設業界だからこそ、政府や企業がタッグを組んで、多種多様な働き方や充実した制度・環境づくりを行っていくことは必要不可欠だといえるでしょう。