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第二新卒が建設業界に入る3つのメリット!求められる能力や資格について解説

更新:2025-07-22

第二新卒が建設業界に入る3つのメリット!求められる能力や資格について解説

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学校を卒業してから1~3年経過し、かつ就職した経験のある人を第二新卒と呼びます。建設業界は人手不足が続いているため、第二新卒から就職を目指すのにおすすめの業種です。

しかし、建設業界の仕事はきつい・大変だというイメージが定着しているため、就職・転職すべきか迷う人も多いのではないでしょうか。

建設業界にはほかの業種にないメリットが多く、第二新卒でも活躍できるチャンスがあることに注目して、今回は、建設業界に就職するメリットと、求められる能力や資格について解説します。

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第二新卒者が建設業界に入る3つのメリット

建設業界は、第二新卒はもちろん、女性など幅広い方にチャンスが開かれています。

そこで、建設業界に入るメリットについて見ていきましょう。

求人数が豊富

建設業界では深刻な人手不足が続いており、多くの企業が第二新卒などの若手人材の確保に積極的です。

建設に特化した「コプロコンストラクション」では、未経験者でも基礎から建設知識を習得できる研修施設「監督のタネ」を設置。給料を得ながら学べるため、業界への就職に不安を感じている人でも安心してスタートできます

また、建設業界では特定の資格が求められる職種もありますが、多くの企業では入社後に資格取得を支援しているため、未経験からでも挑戦可能です。第二新卒でもやる気があれば、歓迎してくれる企業と出会えるチャンスがあります。

大規模な「ものづくり」ができる

建設業界で働く最大の魅力は、自分が携わった建物や構造物が「形」として残り、地図に載るほどの規模の成果を実感できることです。

ビル・橋・道路といった、人々の暮らしを支えるインフラに関わる仕事は、社会への貢献度も高く、やりがいのある仕事です。

また、多くの人と協力して一つのプロジェクトを完成させるため、完成時には大きな達成感を味わえるのも建設業ならではの醍醐味です。

力仕事以外だけではない!デスクワーク中心の職種もある

「建設業界=現場での力仕事」というイメージを持たれがちですが、建設業にはデスクワークが中心の職種も数多く存在します。

企業を運営するには、総務・経理といった事務職も必要不可欠ですし、設計図の作成や修正を担うCADオペレーター職では、女性の活躍も広がっています。

業界で仕事を選ぶのではなく、自分の特性や興味に合った職種を見つけることが、長く働ける秘訣です。

第二新卒歓迎の求人の特徴

建設業界で第二新卒歓迎の求人を検索すると、日本全国の求人が見つかります。

「ベスキャリ建設」において、第二新卒歓迎の求人に多い職種と特徴について紹介します。

【建築】建築施工管理

建築施工管理の仕事は、現場における「工程・原価・品質・安全」の4大管理が中心です。

現場を巡回して職人へ指示を出したり、工期のスケジュールを管理したり、人件費などの原価計算や安全対策の実施など、業務は多岐にわたります。

第二新卒の場合は、先輩社員のアシスタント業務や事務作業、現場の写真撮影などからスタートするのが一般的です。

施工管理職は特に人材不足が深刻なため、未経験や第二新卒でも応募可能な求人が豊富にあります。

また、他職種に比べて給与水準も比較的高いため、キャリアの早い段階から実務経験を積みたい方にとって非常におすすめの職種です。

【建築】建築設計、建築施工図

設計ソフトのCADを使い、設計図や施工図の作成、修正、トレース、現場監督との打ち合わせ、設計以外の書類作成を主に行います

設計図と施工図の作成をするため、経験者を優遇する傾向があるようです。その分、給料は高いので、設計を学んでいた第二新卒なら挑戦する価値はあるでしょう。

【建築】建築CADオペレーター

建築CADオペレーターは、CADソフトを使って図面の修正・チェック・トレースなどを行い、指示に基づいて図面を作成するのが主な業務です。

また、書類作成や打ち合わせへの参加なども仕事の一部として含まれます。

この職種は女性が多く活躍していることをアピールする企業が多い傾向にありますが、一方で「経験者歓迎」としている企業も少なくありません。

そのため、第二新卒や未経験からでも応募可能な企業(第二新卒OK)をしっかり探すことがポイントです。

【土木】土木施工管理

土木施工管理は、建築の施工管理と基本的な仕事内容は変わりません。

ただし、ビルなどの建物ではなく、道路舗装や橋梁、地盤改良工事、下水道改修工事など、扱う工事内容が変わります。

建築の施工管理とは異なり、経験者を優遇する傾向が高いようです。ただし、施工管理業務の経験があれば、就職できる可能性は十分あるでしょう。

【土木】土木設計

土木設計の仕事では、施工図面の作成・修正や、完成後の竣工図の作成などを担当します。

土木分野でもCADを使用するため、CADスキルを身につければ、設計職への就職チャンスが広がります。

未経験や第二新卒を受け入れている企業は多くはありませんが、丁寧に教えてくれる研修制度や教育環境が整っている職場も存在します。

設計業務に興味があり、意欲的に学ぶ姿勢がある方にはチャンスのある分野です。

【土木】土木CADオペレーター

土木CADオペレーターは、CADソフトを使用して図面の修正・チェック・トレースを行うほか、関連する書類の作成業務も担当します。

経験者を優遇する企業が多い傾向にありますが、研修体制が整っている企業もあり、基礎からスキルを身につけられる環境が用意されている場合もあります。

CAD操作に興味がある方や、図面作成に携わりたい方におすすめの職種です。

【電気】電気設備

電気設備に関わる職種には、電気設備施工管理、電気設備設計、電気設備施工図の作成、電気設備CADオペレーターなどがあります。

施工管理や設計、図面作成、CAD業務といった基本的な仕事内容は、他の分野と大きく変わりませんが、扱う対象が「電気設備」である点が特徴です。

電気設備関連の求人は、ビルやマンションの新築・改修工事、さらにはソーラーパネル設置工事などが中心です。

第二新卒や未経験でも応募可能な企業が多く、電気に興味がある方や、学校などで基礎を学んだ経験がある方にとっては、特におすすめの分野です。

その他の職種

これまで紹介したほかに、空調衛生設備、大規模な工場のプラント、事務系の職種があります

扱う工事の内容が違っても、施工管理、設計、施工図、CADオペレーターの職種は変わりません。そのため、自分が得意とする分野や、興味のある分野で選んでもいいでしょう。

第二新卒で建設業界に入るために必要なスキル

第二新卒や未経験者でも比較的就職しやすい建設業界ですが、実際に働くうえでは一定のスキルや姿勢が求められます。

そこで、建設業界で特に重視される基本的な能力や素養について紹介します。

コミュニケーション能力

一般企業では毎日同じメンバーと仕事をするケースが多いですが、建設現場では多種多様な関係者と連携する必要があります。 元請企業をはじめ、資材の仕入れ先、工程ごとの専門工事業者など、他社のスタッフと調整を重ねながら工事を進めていきます。 現場での打ち合わせや報告の機会も頻繁にあるため、建設業界で働くうえでコミュニケーション能力は非常に重要なスキルと言えるでしょう。

常に学び続ける姿勢

建設の仕事は働きながら知識を吸収し、自身のスキルを向上させる必要があります。毎日の業務を勉強と捉え、常に学ぼうとする姿勢が必要です。 また、資格を取得するとキャリアアップにつながるので、勉強をし続ける意欲がある人なら、建設業界で活躍できるでしょう。

第二新卒から建設業界に転職する際に必要な資格

結論からいうと、建設業界への転職にあたって必須となる資格はありません。多くの企業では、未経験者や第二新卒でも意欲があれば受け入れており、入社後に必要な知識やスキルを身につけられる環境が整っています。 とはいえ、将来的にキャリアアップを目指すうえでは、国家資格である「施工管理技士」を取得することが非常に有利です。 施工管理技士の資格は、扱う工事の種類ごとに以下の7つに分かれています。

主な施工管理技士の資格一覧
  • ✓ 建築施工管理技士
  • ✓ 土木施工管理技士
  • ✓ 電気工事施工管理技士
  • ✓ 管工事施工管理技士
  • ✓ 造園施工管理技士
  • ✓ 建設機械施工技士
  • ✓ 電気通信工事施工管理技士

これらの資格には「1級」と「2級」があり、扱える工事の規模が異なります。

1級 大規模な建設現場で「監理技術者」「専任の技術者」として選任される
2級 中規模の現場で「主任技術者」や、一般建設業における「専任の技術者」として認められる

資格はスキルの証明となり、待遇や昇進にも好影響を与えます。特に2級は、学科試験であれば実務経験がなくても受験可能です。第二新卒の方は早めに挑戦しておくと、将来の選択肢が広がります。

まとめ

第二新卒は年齢が若く、将来性がある人材として建設業界でも積極的に採用されています。特に、施工管理やCADオペレーター職では未経験者を歓迎する企業も多く見られます。ただし、設計業務や施工図作成などは、依然として経験者を優遇する傾向があります。 それでも、建設業界全体が慢性的な人手不足にあるため、「働きながら学びたい」という意欲を持つ人であれば採用の可能性は十分にあります。さらに、キャリアアップを目指すなら「2級施工管理技士」などの資格取得を視野に入れるのがおすすめです。 建設業界への就職・転職を検討している第二新卒の方は、ぜひ「ベスキャリ建設」の『第二新卒のための転職相談』を活用して、一歩を踏み出してみてください。

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この記事を書いた人

ベスキャリ建設 編集部

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