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一級施工管理技士の年収・求人例を紹介!年収を上げるコツも知っておこう

更新:2022-05-17

一級施工管理技士の年収・求人例を紹介!年収を上げるコツも知っておこう

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建設業界ではさまざまな資格がありますが、一級施工管理技士は施工管理職で最も権威のある資格です。施工管理技士の資格を取得すると、年収はどれくらいなのか、どのような就職先があるのか、気になる方も多いはずです。施工管理の世界は知識と技術が求められるため、実務経験を積むことで年収アップを目指すことも可能です。

今回は、一級施工管理技士の平均年収と年代ごとの年収目安、実際の求人例、年収を上げるコツについて解説していきます。

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■一級施工管理技士の平均年収はどれくらい?

一級施工管理技士の平均年収、年代別の年収の目安を紹介します。

 

◇一級施工管理技士の平均年収

一級施工管理技士の平均年収の公式なデータがないため、「施工管理職」の平均年収から算出すると、およそ「488万円」という結果でした。国税庁調査による「一年を通じて勤務した給与所得者」の調査では、全体の平均給与は467万円というデータがあります。施工管理職の平均年収は、国全体の平均よりもやや高いようです。

ただし、これはあくまでも平均であり、企業規模で年収に幅があるのが実情です。大手のゼネコンやプラントは年収が高く、中小企業の場合は平均年収よりも下回るケースもあります。

 

◇施工管理技士の年代別の年収

施工管理技士の年収は、施工管理の経験と知識でも差が生じます。そこで、施工管理職の20代~60代の平均年収を紹介します。

・ 20代…407万円
・ 30代…520万円
・ 40代…587万円
・ 50代…639万円
・ 60代…518万円

上記の通り、施工管理職は年齢が上がるとともに年収もアップします。60代以降は正社員から嘱託社員や契約社員になるため、50代と比べると年収が低くなる傾向にあるようです。

 

■【職種別】一級施工管理技士の求人例

一級施工管理技士の求人で、以下の職種の仕事内容と求人例を紹介します。

 

◇施工管理の求人例

施工管理の仕事は、工程・原価・品質・安全の4大管理が主な仕事です。建物の種類や規模に関わらず、施工管理職は工事現場に欠かせません。そのため、大手ゼネコンやハウスメーカー、リフォーム業など、さまざまな業種の求人があります。そこで、一級施工管理技士の有資格者が働ける、施工管理職の求人例をいくつか紹介します。

・ 環境プラント…溶解炉・ボイラー・ポンプなどの保全・改修工事等の施工管理:約360万円
・ 大手ハウスメーカー…戸建住宅のリフォーム、企画・設計・積算・施工管理など:約540万円
・ 工務店…戸建ての施工管理:約440万円
・ 大手ゼネコン…土木・建築現場における施工管理や、設計・研究:約300万円以上
・ 総合デベロッパー…建築技術職、施工管理、設計、品質管理など:約710万円
・ 道路建設会社…高速道路の施工管理、保全点検、保全計画・工事計画の立案など:約560万円

施工管理はさまざまな分野の建設工事で活躍できるため、企業の業種も多種多様です。年収は業種によって異なりますが、施工管理の求人数は群を抜いて多いので選択の余地はあるでしょう。

 

◇リフォーム営業の求人例

リフォーム営業とは、新規顧客の開拓、お客様との打ち合わせ、見積もりと契約、工事の進捗の確認、アフターフォローなど多岐にわたります。新規顧客の開拓では、一軒ごと家を回って営業することもあるようです。施工に携わることはありませんが、工事の進捗状況やクレーム対応など、施工管理の経験が役立ちます。リフォーム営業の求人例は以下のものが挙げられます。

・ 大手不動産会社…住宅リフォームの提案営業:約790万円
・ 住宅メーカー…住宅リフォームの営業・施工管理:約800万円

リフォーム営業の求人数は、施工管理よりも少ないようですが、営業職に興味がある方や、お客様と向き合う仕事をしたい方に適しているでしょう。

 

◇積算業務の求人例

積算とは、建物を建てるのに必要な工事費の見積もりを算出する仕事です。設計図や仕様書から、必要な材料と数量を算出します。積算業務は予算内で建物を建設する重要な役割があり、建設業界だけに存在する専門職です。そこで、積算業務の求人例をいくつか紹介します。

・ 建築事務所…建築の建築積算・建築意匠設計、事務など:約600万円
・ 建設会社…建築工事監理の積算業務:約550万円
・ 工務店…上下水道・土木工事の積算業務:約620万円

積算業務はデスクワークが基本です。現場に立つ施工管理職と異なり、残業なし、土日休みとうたう企業も少なくありません。ライフワークバランスを重視する方や、数字に強い方は積算業務も視野に入れるといいでしょう。

 

■一級施工管理技士として年収を上げる方法

一級施工管理技士で働くうえで、さらに年収を上げるコツを紹介します。

 

◇実務経験を積む

そもそも一級施工管理技士は、実務経験を満たさないと取得できない資格です。しかし、資格を取得したばかりの新人と、実務経験が豊富なベテランでは、当然ながら年収に差があります。一級施工管理技師として年収を上げる基本的なポイントとしては、目の前の仕事にしっかり向き合いながら実務経験を積むことです。

また、施工管理の技術の向上に加え、職人や工事関係者と信頼関係を築くコミュニケーション能力、工程管理や安全確保などのマネジメント能力を上げると年収アップにつながります。

 

◇ヘッドハンティング&スカウト

一級施工管理技士を持つ施工管理職は、建設業界のあらゆる業種や企業が求める人材です。そのため、同業他社の転職で年収を上げることも1つの方法です。

転職のほかに、ヘッドハンティングやスカウトでより条件の良い企業に入社することも可能です。一級施工管理技士は工事の規模を問わないため、より高度な実務経験を持っています。過去の実績で優秀と認められると、今よりも高い給与を提示されるケースも珍しくありません。

また、年収をさらに上げたい場合、先に述べたようにコミュニケーション能力が求められます。職人や工事関係者と円滑なコミュニケーションがとれると、それに比例して年収が高くなることが一般的です。ヘッドハンティングやスカウトを受けた際も、コミュニケーション能力があれば年収の交渉にも役立ちます。

 

■まとめ

一級施工管理技士は、施工管理職のスペシャリストとして認められる資格です。一級施工管理技士のメインの仕事である施工管理職の平均年収は、全国の平均年収よりも高くなっています。しかし、年齢や企業の規模といった要素で、年収に差が生じます。一級施工管理技士は施工管理職だけでなく、リフォーム営業や積算業務でも需要がある資格です。施工管理職として技術を磨くことで、仕事の幅も広がるでしょう。

また、施工管理で実績を上げると、ヘッドハンティングやスカウトされる可能性があります。より年収を上げるには、コミュニケーション能力とマネジメント能力を身につけておくとより良いでしょう。

また、一級施工管理技士として転職したい方で、不安や疑問がある方は、現キャリのキャリアアドバイザーにぜひご相談ください。

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この記事を書いた人

ベスキャリ建設 編集部

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