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施工管理は実は楽しい職業?施工管理に向いている人とそうでない人の特徴について

施工管理は実は楽しい職業?施工管理に向いている人とそうでない人の特徴について

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施工管理という仕事は、建設現場でさまざまな管理や調整を行います。休みがない、残業が多いなど、あまりいいイメージがない施工管理ですが、たくさんの楽しさとやりがいがある仕事であるという事実をご存知ない方も多いはずです。そこで、施工管理の仕事の楽しさと大変さ、施工管理の仕事に向いている・向かない人の特徴について解説します。

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■施工管理は厳しいだけじゃなく楽しさ・やりがいも満載

施工管理の仕事は、「厳しい、つらい、ブラック」といったネットの口コミを目にすることが多いでしょう。確かに大変なこともありますが、施工管理ならではの楽しさとやりがいがあるのです。そこで、施工管理の仕事で楽しいと感じることを、いくつかご紹介します。

 

◇成果が目にみえてわかる

建設現場は工事が進むに従って変化していくため、仕事の成果が目に見えて分かるという特長があります。完成に近付いていく建物が成果そのものであり、自分の仕事がいかに重要かを実感できることも魅力といえるでしょう。

 

◇作業員とのチームワーク

建物を建てる仕事は1人ではできないことで、作業員を含めた多くの人と協力する必要があります。施工管理者として作業員を1つにまとめ、指揮をしながら完成を目指すことは簡単なことではありません。コミュニケーションを取りながらチームワークを築き、建物を完成させるという楽しさは、施工管理の立場ならではの魅力といえるでしょう。

 

◇ものづくりの楽しさ

建物を1から造り上げていくというものづくりの楽しさは、施工管理を含めた建設業の醍醐味でしょう。完成した建物を見るたびに感じる、「自分が携わった」という充足感は、建物を建てた者だけが味わえる特権です。また、完成した建物は多くの人が利用するだけでなく、地図に残るという点も、大きなものづくりである建設が楽しいといえる点でしょう。

 

■施工管理の仕事は具体的になにがきついの?

施工管理の仕事はやりがいと楽しさがあるのも事実ですが、世間ではきつい、つらいといったネガティブな印象を持つ人も少なくありません。施工管理の仕事がきついという印象になる背景には、具体的にどのような理由があるのでしょうか?

 

◇休みが少ない

建物を建てる際は、決められた工期を遵守することが基本です。そのため、作業の進捗が遅れている場合は、休日を返上して仕事をするケースも珍しくありません。
また、クライアントの都合で休日に仕事が入ることもあるため、予定を入れてもキャンセルせざるを得ないことも、施工管理の仕事ではよくあることです。

 

◇残業が多い

施工管理の仕事が滞ると現場に迷惑がかかるため、なんとしてでも仕事を終わらせなければなりません。そのため、現場から戻っても残業したり、自宅に仕事を持ち帰ったりすることは施工管理の仕事ではよくあります。また、施工管理の仕事内容は多岐に渡るため、単純に仕事量が多いことも残業が多い理由です。

 

◇調整が難しい

施工管理は、工期や作業員のスケジュール、人間関係など、あらゆることを調整するのが最も大変な仕事です。特に手を焼くのが人間関係で、ベテランや癖のある作業員をまとめるのは一筋縄ではいかないこともあります。調整は慣れるまでが一番大変、という声もあり、いかに施工管理の仕事は難しいかが伺えます。

 

■施工管理に向いている人の特徴

経験や知識は別にして、施工管理の仕事は次のような性格や能力を持っている人に向いています。

 

◇コミュニケーション能力が高い

現場で仕事をするにあたり、仕事の指示や打ち合わせなど、作業員とのコミュニケーションを取る場面が数多くあります。職人気質の作業員と信頼関係を築くには、それ相応のコミュニケーション能力が必要です。また、仕事の話だけでなく、他愛ない世間話ができるくらいの関係を築いていると、仕事がより頼みやすくなるでしょう。

また、施工管理の仕事では、クライアントとの打ち合わせをすることも多くあります。要望のヒアリングをする能力に加え、自分の意見をしっかり伝えるという能力も必要不可欠です。

 

◇危機管理能力がある

危機管理能力は、施工管理にとって必要な能力です。なぜなら、建設現場は工期を守るだけでなく、事故なく遂行することも重要だからです。事故を防ぐために必要なことは何か、事故が起こり得る危険な場所はあるか、といった危険を予測して注意喚起できる能力があると、施工管理の仕事にふさわしいといえるでしょう。

 

◇リーダーシップ・問題解決能力

数多くの作業員の先頭に立ち、リーダーシップが取れる人は施工管理の仕事に向いています。作業員の顔色を伺いながら指示をするようでは、周囲に不安を与えてしまいます。時には危険を伴う建設現場において、指揮官という責任感を持ち、作業員に対して的確な指示ができることが重要です。また、作業員のミスや天候の問題、近隣のクレームなど、建設現場ではさまざまなトラブルが発生します。これらの問題をいかに解決できるかが、リーダーとなる人物に必要な能力です。

 

◇マルチタスクができる

施工管理では複数の仕事が同時に発生する場面が多く、マルチタスクができる人は大きな強みとなります。複数ある仕事の中で優先順位を付けて、重要度の高いものから順番に片付けるという能力も必要です。そのため、施工管理の仕事は女性に向いているといわれており、建設現場で戦力になることができるでしょう。

 

◇精神的な強さ

施工管理の仕事の場合、「理不尽と思うことがまかり通っている」ということが少なからずあります。また、日々の仕事や作業員とのコミュニケーションにおいて、納得いかないと感じる場面もあるでしょう。
理不尽と感じることがあった場合に、精神的な強さがあると、イライラしたり我慢したりする必要がありません。施工管理の仕事がつらいといわれている点も、精神的に強ければ必ず乗り越えられるでしょう。
 

■施工管理に向いていない人の特徴

施工管理の仕事が向いていない人の特徴は、分かりやすくいえば向いている人の逆のタイプです。しかし、施工管理の仕事に向いていないと判断するのはまだ早いといえます。逆をいえば、施工管理の仕事に就いている人が、向いているという能力をすべて持っているわけではありません。持っている能力を伸ばし、足りない部分を改善することができれば、施工管理として活躍できるといえるでしょう。
 

■まとめ

施工管理の仕事は大変でつらい面もありますが、やりがいのある楽しい仕事といえます。施工管理の仕事に向いている人は、コミュニケーション能力やリーダーシップ、危機管理能力などの要素があると望ましいでしょう。しかし、すべてが備わっている必要はなく、足りない部分を改善できれば、向いていないといえる人でも施工管理の仕事で活躍できるはずです。これまで建設業界で働いていた人だけでなく、建設の仕事に興味がある方は、重要な仕事に携われる施工管理の仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

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この記事を書いた人

ベスキャリ建設 編集部

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