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リフォーム施工管理とは?やりがいや向いている人の特徴、1日の流れを解説

更新:2022-05-18

リフォーム施工管理とは?やりがいや向いている人の特徴、1日の流れを解説

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既存の建物に手を加えるリフォームは、一般の民家やオフィス、飲食店など、さまざまな建物で取り入れられています。施工管理は建物を建てるときだけでなく、リフォームの現場でも欠かせません。しかし、リフォームの施工管理は他の現場と何が違うのか、よく知らない方も多いのではないでしょうか?今回は、リフォーム施工管理の仕事内容、やりがいや向いている人、1日の仕事の流れを解説します。

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■リフォーム施工管理とは

リフォーム施工管理の仕事は、既存の建物をどのようにリフォームするのか、施主の要望をヒヤリングし、設計や計画に反映することです。

リフォームは設計の都合上、建物の一部の取り壊しが必要になるケースがあります。許可なしに取り壊しをするとクレーム対象になるため、施工管理者は施主に取り壊しの同意を得ることも大切な仕事です。

また、施工管理の仕事に必要な品質管理ですが、リフォームの現場では完成時の仕上がりに直結します。計画した内容が正確、奇麗、かつ機能的に仕上がるかは、現場に適した材料や職人の選択、職人や施主との確実な打ち合わせなどが大きく関係します。リフォームの現場は施工管理がいなければ、計画通りに完成することが難しくなるでしょう。

 

◇リフォーム施工管理と他の施工管理との違い

リフォームと新築の施工管理の違いは、利用者の存在と柔軟な対応力でしょう。

利用者がいる中で作業をするため、利用者の利便性に配慮する、騒音で迷惑をかけないなど、新築とは異なる配慮が必要です。また、住宅のリフォームは利用者が生活しているため、生活の場を確保しなければなりません。つまり、リフォームは新築と比べると、作業するうえで制約が多くなるのです。

また、リフォームは同じ現場が2つと存在しないため、どのような事態が起きても臨機応変に対応しなければなりません。そのため、リフォームの施工管理は、豊富な知識と高度な技術が求められます。施工管理者が施主に気を使い、職人に適切な指示を出せるかがリフォームの質に関わるので、リフォームは施工管理者の腕の見せ所といえます。

 

■リフォーム施工管理のやりがいや向いている人の特徴

リフォーム施工管理の仕事は、どのようなことやりがいで、どのような人が向いているのでしょうか?リフォームの現場で働きたい方は、以下の内容をチェックしましょう。

 

◇リフォーム施工管理のやりがい

リフォームの施工管理者は施主との距離が近いため、感謝されることにやりがいを感じる人もいます。また、施主の要望の実現や、生活やビジネスに貢献できることも、リフォームならではのやりがいでしょう。

 

◇リフォーム施工管理に向いている人の特徴

リフォーム施工管理に向いている人は、既存の建物の改修に面白さを感じられる人、施主とのコミュニケーションを楽しめる人でしょう。

既存の建物をどう活かすかを考えるのは、新築にはない面白さがあります。施工管理の知識や経験を活かせるため、リフォームの現場に移るケースも建築業界では珍しくありません。

また、施主の要望をくみ取るためには、密なコミュニケーションが欠かせません。施主が満足してもらえるかを最優先に考え、施主とのやりとりを楽しめる人が向いています。

 

■リフォーム施工管理の1日の流れ

リフォーム施工管理の1日の流れを、朝礼から帰宅までで順を追って紹介します。

・朝礼
施主の情報や工事の進捗状況を、朝礼で全員に共有します。また、職人の表情や声色から、健康チェックも行うことも重要です。

・朝の清掃
お客様が来店する際に気持ちよく迎えられるよう、現場に出発する前に事務所(ショールーム)の清掃を行います。

・現場への出発準備
リフォームの現場が工程通りに進んでいるかをチェックするため、当日に向かうリフォーム現場の時間や現場の状況を確認します。

・現場に出発
お客様が待つ現場に安全運転、かつ約束の時間通りに向かいます。

・現場の養生
リフォームの現場に到着後、最初に行うのが現場の養生です。施主の家をホコリや傷から守るために欠かせません。

・職人との打ち合わせ
職人に施主の要望を伝え、安全に工事が進むように作業前に打ち合わせをします。職人任せにするとトラブルの原因になるため、打ち合わせはしっかりと行うことが大切です。

・昼休み
昼食はお弁当を持参したり、現場の近くで取ったりするようです。気分転換をしたい場合は、事務所で同僚と食事をすることもあります。

・事務所での事務作業
現場に戻る前に、事務所で職人に渡す現場地図や、材料の品番などの連絡といった事務作業を行います。リフォーム施工管理の事務作業は、資材発注、職人の手配、工事予算の管理など、一般的な施工管理とほぼ同じです。

・現場でのチェック
午後からは再び現場に戻り、現場の進捗状況や問題点を目で見て判断します。お客様に気になる点を聞き、希望通りに工事が進んでいるかをチェックすることも大切です。

・事務所での打ち合わせ
事務所に戻り、営業担当者と工程を打ち合わせします。また、現場で長い時間を過ごす職人には、仕事内容や仕事の開始時間を電話で打ち合わせすることもあるようです。

・安全帯の使用を徹底する
リフォームの工事を行う部署と営業で、合同のミーティングを行います。現場の進捗状況や問題点について、現場と営業でそれぞれの立場で意見を交わし、お互いが連携を取るように努めます。そして、ミーティング終了後、帰宅するのが1日の流れです。

リフォームの施工管理は、現場の仕事と事務所での打ち合わせ、ミーティングが基本的な仕事です。合間に事務作業を行うのは、一般的な施工管理と変わりありません。ただし、現場の進捗状況チェックやお客様とのお話など、新築よりも現場に行くことが多いようです。

 

■まとめ

リフォームの施工管理は、既存の建物に手を加えるのが新築との大きな違いです。そのため、利用者への配慮や施主との関係を良好にするなど、リフォームの施工管理は新築とは別物といっていいでしょう。

その分、施主から感謝されるやりがいや、既存の建物をどのように手を加えるか、といったやりがいがあります。新築の施工管理で経験を積んだあと、リフォームの世界に挑戦すると別の面白さを体験できるでしょう。実際の仕事では現場に行くことが多いので、進捗状況をこまめに確認でき、完成までの工程を共有できるのもリフォーム施工管理の魅力といえます。

また、新築やリフォームだけでなく、建設現場ごとに施工管理の種類が異なります。以下のページでは、さまざまな建設現場の施工管理について解説していますので、ぜひチェック してみてください。

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この記事を書いた人

ベスキャリ建設 編集部

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