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施工管理技士に50代で転職!メリットや働き方、採用されやすくなる資格とは

施工管理技士に50代で転職!メリットや働き方、採用されやすくなる資格とは

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50代からの転職は難しい、叶うはずがないと思っている方もいますが、特に建設業で施工管理技士の有資格者は50代からでも可能としている企業が多いことをご存じでしたか?50代だからこそ、そのスキルや経験が重宝されることもあるのです。ここでは、50代に突入して施工管理技士の転職を考えている人に向けてメリットや採用されるためのポイントをお伝えします。

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■施工管理は50代でも経験者であれば転職しやすい

一般的な考え方であれば、この年代の転職は非常に難しいと思われがちですが、建設業全般の施工管理職の場合、資格や経験があれば転職市場では引く手あまたといわれています。

 

◇有資格者はマンパワーの主戦力

施工管理者は工事の数だけ必要となります。また、4改革によって個人の負担を減らすべく、チームで工事を進める企業も少なくありません。こういった理由から、施工管理の仕事は人材不足に近い状況です。中高年世代はリーダーシップも取れるうえ、経験や知識も豊富です。こういったことから、年齢が高い世代でも、建設業ではマンパワーの主戦力として迎え入れています。

 

■50代の施工管理職で転職する際に有利になる資格

もちろん、50代の施工管理経験者なら、誰もが建設業に受け入れてもらえるとは限りません。建設業が欲しいのは、国家資格とその資格を用いた実務経験であることを念頭に入れておく必要があります。これから紹介する資格は、転職の際のアピールポイントにもなるでしょう。

 

◇土木系なら土木施工管理技士

土木工事は、道路や橋梁などを作る公共工事や、一戸建て建設にかかる土地の開発工事なども行います。建設系の資格であればポピュラーな「1級土木施工管理技士(1土施)」の資格と、1土施にかかる監理技術者の資格証があれば、転職先の幅が広がります。また、専任技術者の届け出をしたうえで拠点長を務めたというような経歴があれば、ポイントが高まります。

 

◇建築系なら建築施工管理技士

建築工事に欠かせないのは、建築施工管理技士です。工期に合わせたスケジュールを組むことが一番の勝負どころともいわれる建築施工管理技士の仕事は、企業としては一人でも多く人材を確保したいところです。50代からの転職の場合、監理技術者資格証と、施工管理技士として建築工事の経験があれば、即戦力として業務に就くことができるかもしれません。

 

◇管工事系なら管工事施工管理技士

水道やガス管、そのほかパイプライン系の工事の施工管理のプロフェッショナルといわれています。ライフラインの一端を担う管工事のほか、プラント(工場)建設で必要なパイプライン工事など様々な場面で活躍できます。特に、プラント建設において管工事の施工管理の経験があれば、最大のアピールポイントになります。プラント工事の経験者を優遇する建設会社も少なくありません。管工事施工管理技士のほか、危険物取扱者や溶接系の資格を保持していると、さらなるアピールポイントになります。

 

◇電気系なら電気工事施工管理技士

電気工事は、家庭やビル、鉄道など幅広い場面で行われます。電気工事施工管理技士は、変電所設備の工事などに欠かせない存在です。建設業の届け出を行っている電気設備会社や、鉄道設備関連会社、ビル設備の会社での転職に向いている資格です。電気主任技術者や電気工事士の資格を取得している人であれば、さらに仕事の幅を広げることができます。

 

◇造園系なら造園工管理技士

造園工事施工管理技士は、庭づくりのエキスパートとして注目される資格です。資格を持ち、庭師として環境保全に取り組みたい人や、庭木を元気にするための伐採作業が得意な方なら、公共工事を受注する機会が多い造園会社への転職が有利です。特に50代以降の方は、日本庭園風の造園工事や、道路に植林された樹木の伐採作業工事などを任されることも多くみられます。技能士資格や高所作業車のオペレーション資格を有していると即戦力になります。

 

◇機械系なら建設機械施工技士

建設機械施工技士は、建設作業現場において重機の運転や監理技術者としてそのセクションの安全管理などの役目を担う資格です。現場に近い場所で仕事をすることができるメリットがあります。それだけに建機の安全面の責任を担う重要な役割を持っています。50代の資格保有者になると、オペレーション経験が豊富であることや、建機全般に造詣が深いことが買われて転職面ではプラスになることが多いようです。

 

■50代から施工管理の仕事に就くメリット

これまで施工管理の仕事に就いていた方の中には、監理技術者や専任技術者として仕事をしたことがないという1級保有者も少なくありません。このように施工管理技士としてメイン業務の経験が少ないという50代でも、建設業者にとっては「我が社に欲しい人材」となりつつあります。単純に人材不足だから、ということではなく、次のような50代ならではのメリットがあるからです。

 

◇リーダーシップを発揮しやすい

建設業界は職人気質の人が多く、大卒若手の施工管理技士の指示に従うことに嫌悪感を抱く人もいるようです。その点、50代の施工管理技士は、年齢的にも人生経験を持っているため、リーダーシップを発揮し、現場作業員を統率してくれるメリットがあります。

定年まであと数年というリミットを感じながらも、管理職などの上位職につき部下を統率する立場にいる人も多いため、前職での経歴を買われることもあるようです。

 

◇コミュニケーションを取りやすい

50代になると家族を持つ人も多いうえ、企業というコミュニティーの中での人間関係も熟知しつつある世代となります。人の話に耳を傾けることはもちろん、筋道建てた説明で理解を求めるといった話術に長けた人もみられます。

このように、コミュニケーションを取りながら仕事が円滑に進むように取り組める人も多いため、中途でも採用したいという声があるのです。また、この世代で新しい職場に飛び込む人は、新天地でも新しい仲間とすぐに打ち解けられる力を備えていることが多い特徴があり、こういった能力を転職先で評価されることもあります。

 

■まとめ

50代から施工管理技士として転職を試みたとき、年齢でマイナス面に感じることはなく、むしろ即戦力として受け入れてもらえる可能性があります。これには、人材不足だからではなく50代の施工管理技士だからこその理由があります。50代が資格や実務経験をアピールできる建設業界はたくさんあります。もし今の職場での施工管理の業務に行き詰まりを感じたら、転職を検討することも一案です。

建設求人サイト「現キャリ」には、施工管理技士などの資格を保有した50代向けの求人はもちろん、資格がなくても就業可能な求人も多く掲載されています。生涯現役で働きたいシニア世代の方は「現キャリ」を利用してみてはいかがでしょうか?

 

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この記事を書いた人

ベスキャリ建設 編集部

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