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若手の現場監督って人手不足でチャンスって本当なの?仕事内容や成長のコツを紹介

更新:2022-05-17

若手の現場監督って人手不足でチャンスって本当なの?仕事内容や成長のコツを紹介

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東京オリンピック開催による建設ラッシュにより建設需要が高まっている反面、建設業界は深刻な人手不足という問題を抱えています。人手不足という状況を言い換えると、若手でも建設業界で現場監督として活躍できるチャンスなのです。しかし、現場監督は何をする仕事なのか、建設業界で本当に活躍できるのか、気になる方も多いのではないでしょうか?

今回は、建設業界における人手不足の要因を踏まえ、現場監督の仕事内容と成長するためのコツを解説します。

 

 

■現場監督は人手不足であるため若手はチャンスあり!

建設業界が人手不足になった理由を踏まえ、若手が現場監督に挑戦すべき要因について見ていきましょう。

 

◇現場監督が人手不足である理由

現場監督が不足している理由について、以下の点が挙げられます。

 

・建設業界全体で、就業者が右肩下がりに減少

・若手の就業者が減り、現場監督の高齢化が進む

・リーマンショックによる建設の需要低下で、多くの人材が退職・転職をした
・東京オリンピックや都市再開発による建設需要の急増

 

リーマンショックの影響から回復したが流出した人材が業界に戻らないことや、若手の就業者の減少が物理的な人手不足の要因です。屋外作業による暑さと寒さ、体力が必要という点で、若者が建設業界を避ける傾向も影響しています。

 

働く人が少ない一方で、建設需要が急速に高まったため、建設業界は慢性的な人手不足が続いているのです。

 

◇未経験OKの求人が多数あるため若手はチャンス

建設業界の深刻な人手不足を受け、多くの建設系の企業では、第二新卒や未経験の若者を多く雇いたいと考えています。大手ゼネコンは仕事が幅広いため、未経験でも採用される可能性が十分あります。大手なら月給が30万円以上あったりと、ほかの業種よりも初任給が高いので、若手でも高収入を狙えるのです。

 

しかし、「未経験で採用されても、仕事ができるか不安……」と感じる方も多いでしょう。そんな方におすすめしたいのは、建設業界の求人を専門に扱うコプロが実施する、業界未経験の人材を育成する研修施設です。建設業界に必要なノウハウを得られるうえに、研修期間でも給料が支給されるので、未経験の方でも安心して研修が受けられるでしょう。

 

また、研修前に資格が必要な職種もありますが、入社してから取得する形でも問題ないケースもあります。詳しくは、コプロが展開する「第二新卒のための転職相談」で、話を聞いてみましょう。

 

■【若手向け】現場監督の仕事内容と1日の流れ

若手や未経験でも現場監督で活躍できるといっても、実際にどのような仕事をするのか気になるところでしょう。そこで、現場監督のおもな仕事内容と、1日の仕事の流れを紹介します。

 

◇現場監督の仕事内容

現場監督の仕事は、「工程管理、原価管理、品質管理、安全管理」の4大管理がベースです。

工程管理では工事の進捗状況の管理や計画書の作成、原価管理では材料の原価計算や発注、人件費の計算などをおこないます。品質管理は部材の規格や寸法の管理、安全管理は職人さんが事故なく安全に作業できるよう環境を整える仕事です。

 

また、工事現場以外の重要な仕事は、クライアントなどの顧客対応です。施工に関する質問やクレーム対応など、専門的な知識やコミュニケーション能力などが求められる場面が多々あります。専門的な内容をわかりやすく説明する必要があるなかで、自分自身が学ぶことができるのも、現場監督のやりがいといえるでしょう。

 

◇若手現場監督の1日

現場監督の就業開始時刻は朝8時が一般的です。場合によっては早めに現場に到着し、事務所などの掃除をすることもあります。その後、全体朝礼に立ち、職人さんに当日の作業内容や危険事項や注意事項を周知します。

 

午前中は現場内を回りながら現場を掃除し、必要に応じて職人さんの仕事を手伝うのが若手現場監督の仕事です。職人さんとのやりとりや手伝う内容により、工事内容や工事の手順、道具名などを覚える貴重な機会となります。

 

午後からは、現場内のさまざまなポイントを写真撮影するのがおもな仕事です。職人さんは基本的に5時に業務を終了するため、現場監督は事務所に戻り、写真の整理や書類作成を行います。

1年目は掃除がおもな仕事になるのですが、現場の作業効率を上げるという重要な意味があります。与えられた仕事の一つひとつに着実に取り組み、現場監督として認められることが大切です。

 

■1年目の若手現場監督が成長するコツ

1年目の若手現場監督が一人前に成長するためには、仕事の取り組み方に以下のコツがあります。

 

◇基本的なことを徹底する!

建設業界に関わらず、社会人として働くうえで必要な基本事項は徹底しておこないましょう。明るい挨拶、わからないことやミスを認める素直さ、礼儀正しい姿勢は、社会人に欠かせない要素です。また、何回も同じ質問をしないために、先輩から教えられたことは素早くメモすることも大切なことです。

 

◇周囲とのコミュニケーションをうまくやる!

現場監督は職人さんや外部の業者、クライアントなど、仕事上で関わる人と良い関係を築くことが大切です。しかし、最近の若手はコミュニケーションツールが多様化したこともあり、対面のやりとりが苦手な傾向があります。加えて、建設業界では「頼み事」をしながらやりとりすることが多く、うまく伝えられないことに悩む若手も少なくありません。

 

周囲の人とうまくコミュニケーションをとるためには、職人さんをリスペクトすることが大切です。立場が上だとしても敬語を使うこと、自らが積極的に話しかけることで、自然と信頼関係を築くことができるでしょう。

 

そして、肝心な頼み事を職人さんにお願いする場合、「事実と目的を簡潔に伝える、相手の事情に配慮する、依頼は単刀直入に伝える、最後に感謝を述べる」という順序で会話を組み立てることがポイントです。この手順が一つでも抜けると、相手の事情に配慮せず、一方的に頼み事をしているように受け取られる可能性があります。

 

現場監督と職人さんの関係が良好であれば、工事がスムーズに進むだけでなく、作業の注意喚起も周知しやすくなります。若手の現場監督はこの手順を意識しながらコミュニケーションをとり、周囲との信頼関係を築くことが大切です。

 

◇積極的に自己啓発を行う!

現場監督は未経験でもできる仕事ですが、仕事に役立つ資格を自ら取得する向上心は評価の対象になります。例えば、国家資格の「施工管理技士」は、施工管理のエキスパートといえる資格で、建設現場に必要な「監理技術者・主任技術者」、また各営業所に必要な「専任の技術者」として認められます。

 

単なる現場監督からこれらの肩書きがつくことで、社会的地位の向上や、収入アップが期待できます。施工管理の実務経験年数を満たせば受験できるので、建設業界で長く活躍するために自己啓発は積極的におこないましょう。

 

■まとめ

建設業界の人手不足は、就業者の減少や不景気の影響、建設ラッシュによる高需要がおもな理由です。第二新卒や業界未経験の若手を積極的に採用しているため、建設業界で活躍できるチャンスは十分あります。若手現場監督は掃除や写真撮影などがおもな仕事ですが、積極的に知識を吸収すれば一人前として認められるでしょう。加えて、施工管理技士の資格を積極的に受験すると、仕事に役立つだけでなくキャリアアップも期待できます。

 

しかし、未経験から建設業界に飛び込むには勇気がいるという方は、コプロの研修施設の利用がおすすめです。給料を得ながら建設業界の知識を学べるので、未経験から即戦力として成長できるでしょう。まずはキャリアパートナーに相談し、現場監督になるイメージを膨らませることも一つの方法です。少しでも建設業界に興味がある方は、コプロの研修施設をぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

ベスキャリ建設 編集部

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